今作の主人公。
“幸運の魔女”という伝説の元となった魔女。
森の深奥に住み、人を遠ざけている。
「もう逃げられなかったけれど、あたしは逃げ出した」
森の奥に迷い込んだ少女。
名前には「運命を紡ぐ者」という意味がある。
生まれてからずっと幸運に恵まれている。
「パウラさんって幸運の魔女なの!?」
パウラの夫。故人。
薬学の中でも毒に秀でる魔法使い。
不幸な事故で亡くなってしまった。
「君の名前を知らなかったね」
人間の不幸を愉しむ悪魔。
ノナの彷徨の数時間後に森までやって来る。
パウラを目的としているようだが……
「久しぶりだなァ……ここへ来んのもよォ……」
幸運と幸福を司る、弱き神。
「幸運のためだけに在るというのに、こうも無力……」