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なにをしていて、なにをするのかの、ひとつめ

 いわゆる“近況報告”と“予告”をします。前者が記事タイトルの「なにをしていて」で、後者が「なにをするのか」です。

 Twitterでのツイートや小説家になろうでの活動報告などを使ってもできることではありますし、実際それらを使ってやってきたことではあるのですが、せっかくここがありますし、ここなら長めの文章を書いても書かなくても分野の偏りなく見てもらえそうなので、試しにここに書いてみようと考えた、というのが事の次第です。

 というわけで、始めてゆきましょう!

 

 

 


 

 

 

近況報告1:文学賞の原稿執筆

 ここ二週間ほどは、とある文学賞に応募するための原稿を書いていました。

 そう、二週間ほどです。それだけです。おかしいと思いましたか?

 実は、夏休みに入ってからは、前半はゲームの企画と仕様を練り固め、後半は件の文学賞の原稿を書く、という予定だったのですが、あの忌まわしきディスプレイ故障(過去ツイート参照)のおかげでやる気と勢いと時間が大きく削られてしまったんです。そして、ゲームの企画と仕様は先月末になんとか形にして、さあ残り一〇日で二万字が目安の原稿を……一〇日で二万字!?

 もしもここで、今回の応募に使おうとしていた設定がけっこう前から持ち続けていたものではなかったとしたら、応募すると宣言した知り合い(数人)に対する恥を捨てて、応募を諦めたんでしょうね。

 まあ、つまり、そうではなかったということです。執筆時には同じ表現を何度か書き直して、最終的には完成原稿の三倍ほどの字数を書くことになるのがいつもの僕で、普段はそこへさらに推敲なども入ります。ということは、二万字の原稿を書こうと思えば六万字を書くことになる(最終的には原稿文字数が一万六千字になりました)ということです。それでも、そんな恐ろしい想定に挑もうと思えてしまうくらいには、今回の設定をとても気に入っていたんです。思いついた時に音が気に入ったからという理由で名前がすぐに決まったという、僕にしては少し珍しい設定でした。その名前は「鉄鎖の迷い姫」といいます。「鉄鎖」なんです、気に入ったのは。

 そして、講義とバイトと執筆と睡眠が互いを削りあう一〇日間が始まりました。特に睡眠を削るかどうかは最後まで悩みました。一部の出席がほとんど響かない講義は削らせていただいたんですけどね。徹夜をなんとか回避しつつ書こうとしましたが、三人の主要な登場人物の行動理由について悩み始めてしまったのが影響して、なかなか進みません。金曜日が締切で、火曜日が終わった時点で書けていたのは六千字ほど。水曜日は講義の終わりが遅いので、さすがに諦めようかと思いました。まあ、諦めなかったんですけどね。

 水曜日は一限に出ずに執筆し(もともと資格振替をする予定なので影響なし)、運良く最後のコマが少し早めに終わったので、意欲も少し回復。日付をまたいで木曜日の二時くらいまで書き、一旦寝まして八時に起床(七時間を少しでも下回ると身体がとてもつらくなります)。一限を切れば午後からの登校になるためこちらも出ずに執筆に充て(こちらも資格振替予定なので影響なし)、最後のコマも出ずに帰宅(出席点に余裕を持たせる仕組みになっているので、残りの講義にきちんと出席すれば影響なし)。そこから日付をまたいで金曜日の五時まで執筆。八時まで眠り、九時からの実験に出て、午後の一コマを削って帰宅(出席が評定に加味されないので影響なし)。一二時から四時まで執筆して、ようやく完成。そこから原稿と封筒を持ってバイトへ行き、当日消印をもらうためにバイトが終わった一〇時から時間外窓口のある新宿郵便局まで行き、窓口前の机で宛先等を書いて書留で出しました。

 この三日間で増えた字数は、およそ一万字。木曜夜から金曜未明にかけてはほとんどノンストップだったので、実際に書いたのは二万字くらいでしょうか。まあ、死ぬかとは思いました。今も風邪をひいていますし。そのうえ月曜日の時点でまたもディスプレイ故障(外部出力で対応しました)で執筆環境が変わったりもしましたし。

 それでも、書ききりました。全霊には届かないかもしれませんが、全力ではありました。落選したら全霊に届かせて、小説家になろうのほうでまたお見せします。

 

 

近況報告2:新作ゲームの企画・仕様練り上げ

 近況報告は近況から遡ってゆくのが常道……なのかは知りませんが、時系列的にはこちらのほうが過去のことになります。

 これまで「春に生きれば」「幸運の魔女」の二作をゲーム作品として出しました。完成度のことはさておいて、どちらもADVだったということで、今回はロールプレイの要素を加えることにしました。仮の作品名は「世の守ねがいて」です。それほど沿っている気はしませんが、今回は名前が変わらなさそうな予感がします。

 物語としては、恋愛、それも恋のほうを主題にする……予定だったのですが、今のところそこまでイチャついてるわけでもなく、プロットだけだといつもどおりの“恋を飛ばして愛がある”になってしまいそうな気配があります。ゲーム内イベントでイッチャイチャさせるしかないですね。できるかはさておいて。

 今回は素材を外注する予定です。バイト代をほとんど自分のために使ってもいいという両親のありがたい計らいのおかげで資金は順調に貯まって……いるわけではないんですよね。アクシデントの出費があり、そもそも収入自体が想定よりもけっこう少ないので、今のところは目標額の三分の一です。

 もう少しはっきりとした目処が立てば、また情報を出してゆきますので、確認してくださいね。

 

 

 


 

 

 

予告1:「誰よりも軽やかな風」の連載再開

 これはもう、僕にとってはいつか完全に潰えるまで書き続けなければならない物語ですからね。

 いつものごとく、連載の再開は修正から始まります。今回はそこまで大きな修正はない想定で、文体の慣らしの意味が強いです。ただし、今回はその後にチェルまでの出来事をいくつか追加する予定です。今のままではけっこう唐突なので、鉄道編をきちんと描写しきるまではチェル編に入りません。

 僕が「誰よりも軽やかな風」で書きたいことが次に出てくるのは第3章なのですが、第2章の残りはもっと先の章の下地になるので、重要でありながら意欲を保つのが難しいところになります。目標は毎週更新ですが、直近の連載時のように二週間更新になりそうな予感があります。

 

 

予告2:「春に生きれば」フルボイスゲーム化計画

 これに関しては、「春に生きれば」を出した頃からずっと思っていたことでした。あの世界で、あの場面で、聴こえていたはずの声。それを本当に声で聴けたなら……と夢見ていたんです。そして、夢見るだけでは終わらせないでおこうと、ようやく思い切ることができました。

 ちなみにフルボイス版は有料にします。そしておそらく初のイベント参加にはこれを持って行くことになるんでしょう。

 まずは発声が不自然になるような言い回しや言葉を修正するところから始め、有料作品ではライセンス料が必要になる素材を確認(大事なことですよ!)して納入する。そこまでしておいてから声優さんの募集をする予定です。「春に生きれば」の世界は、静かで、冷たく、穏やかですから、そういう世界にいてくださる方にお願いしたいですね。

 

 

予告3:Light.vnユーザーWikiの中規模編集

 簡単に書けば、画像を追加するということです。

 特に入門ページでは画像が多いほうが理解の助けになるはずですから、時間を見つけて画面撮影と加工をしておいて、画像追加の編集は一気にやります。最近、ユーザーWikiが役立ったとのご報告をいただいてとてもうれしかったので、今回の編集もしっかりとやりますよ。

 

 

 


 

 

 

 こんな感じで、これからも数ヶ月に一度くらいはこういうのを書いてゆきたいです。

 それでは、今回のところはこの辺りで、サンクトペテルブルク~

  2018/10/16